工場長
地産地消の東京版である東京牛乳は、工場にとっても“酪農家さんの顔が見える商品”として大切に生産しています。
搬入される生乳の成分などを毎日検査し、結果が悪い場合や暑さや餌の変化による季節変動があった場合には、すぐ酪農家さんに結果を伝え、情報の共有化を図っています。
近くに酪農家さんがいるからこそできる、日々のコミュニケーションが品質向上に繋がっていると考えています。
受入検査
東京牛乳の原料となる生乳の受入検査では、コース別、生産者別の生乳をサンプリングしており、前日と比較して安定しているか、抗生物質などの混入がないかなど複数の検査を 行っています。そして、合格した生乳のみ他産地と混ざらないように別の貯乳タンクに受け入れて管理しています。
【東京牛乳について一言】
東京の牛乳も緑豊かな産地に負けずに作られています。ぜひ味わってみてくださ い。
コントロールルーム
工場の中心部として受け入れからパック詰めまでを監視し、ラインを止める事がないよう時間のロスを少なくし、殺菌などの基準を守りながら生産のコントロールを行っています。東京牛乳の生産工程は他の製品と同じですが、産地限定なので特別にチェックしています。
【東京牛乳について一言】
コクがあって美味しい牛乳なので、ぜひ飲んでみてください。
充 填
平らな紙カートンを充填機にセットした後は、
四角に成形⇒底をシール⇒カートン殺菌⇒牛乳を充填⇒上部をシール⇒金属探知検査
⇒重量チェックとオートメーションで製造されます。その速さは、1時間に6, 000本(1分間に100本)も製造できる能力があります。
私たちは、高速で製造される製品に漏れがないか、重量違いが発生していないか、金属が混入していないか等、充填トラブルが発生しないように常に気を配りながら日々製造管理を行っています。
【東京牛乳について一言】
東京牛乳は、地元の酪農家が生産している新鮮な生乳を使った美味しい牛乳です。是非一度お試しください。
東京牛乳の紙カートンは、光の当たり具合で黄金色に輝くパール印刷という特殊な印刷を施しています。
そのため、通常のパッケージよりも傷が付きやすいため、充填ラインでの取り扱いには特に気を使っています。
牛乳の紙カートンは、成形前は平らな状態で段ボールに詰められ、包材業者から工場に納品されます。
東京牛乳はエコ段ボールという繰り返し利用できる箱に詰められて納品されています。
実は、東京牛乳は見えない所でもエコにこだわっています!
品質管理
工場で製造された製品の微生物検査や成分検査、外観、風味確認などを出荷前に行っています。
特に風味確認については、機械で測定するのではなく官能検査という人の舌で味わう検査法によって日々確認を行っています。
官能検査は訓練することで、レベルが向上しますので日々の努力が欠かせません。
【東京牛乳ついて一言】
東京牛乳は、東京の特徴を引き出して良くまとまっている製品だと思います。
是非一度飲んでみてください。
配 乳
各地の工場担当者と連絡を取って、生乳を切らさないよう配分調整しています。 東京牛乳は規格が決められているので、
東京都酪農業協同組合さんと連携し、規格にあった生乳を切らさないように日々管理しています。
【東京牛乳について一言】
最近では、シュークリームの原料になるなどタイアップ商品も増え、東京の酪農家さんたちの夢が益々広がっている商品です。是非一度飲んで頂きその美味しさを味わってみてください。東京牛乳よろしくお願いします!
※地産地消=地域の消費者ニーズに即応した農業生産と、生産された農産物を地域で消費しようとする活動を通じて、農業者と消費者を結びつける取り組み。
東京牛乳は東京都酪農業協同組合と多摩地区の酪農家及び協同乳業で共同開発した産地指定牛乳です。
製造工場 協同乳業㈱東京工場(東京都西多摩郡日の出町平井20-1)
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