私たち東京都酪農業協同組合は、平成8年8月に都下一円の酪農専門農協となり今年で22年を迎えます。現在59戸の酪農家が牛乳の生産に励んでおります。
都市近郊の酪農地だからこそ、牧場と工場の輸送距離が近いことで、搾りたての風味をそのまま生かすことができ、また高品質を保つために牛の健康チェック、生産管理チェックを日々おこない、「安全・安心・高品質」牛乳の生産に対するこだわりをもった、東京牛乳に対する思いを伝えることが私たちの理念だと考えております。
酪農をとりまく諸情勢は、きわめて厳しいものがありますが、組合員が希望を持って酪農を続けていくための組合作りを進めていき、これからも消費者の皆様と交流をはかり、「安全・安心・高品質」牛乳の向上をめざし組合員一同、鋭意努力する所存であります。
代表理事組合長 平野 正延
東京都酪農業協同組合(略称:都酪農)は、東京牛乳の生乳を生産している酪農家さんたちを中心として作っている生産者組合で、日常的には生乳を協同乳業に納める際の取りまとめや乳量のチェック、酪農の指導などを行っている。その他には年に2回イベント「わくわくモーモーSHOW」を行っていて、そこでは牛のコンテストである共進会や東京牛乳の試飲会など畜産物の展示即売や子供たちも参加できるミニ動物園、乳搾り体験なども開催される。2010年の秋で30回を迎えるこのイベントは、毎年、春と秋に開催されるので、一度参加してみてはいかがだろう。 <会場:東京都農林水産振興財団青梅庁舎(旧畜産試験場)>
昭和41年 | 西多摩酪農協、多摩酪農協、八南酪農協、 都西酪農協、全多摩酪農協 などの酪農団体により、 東京都酪農協同組合連合会設立。 |
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平成5年 | 東京都及びJA東京中央会の指導により、 都下5酪農専門農協の合併を推進する事となる。 |
平成8年 | 東京都酪農業協同組合誕生。 |
平成9年 | 合併を見送った2酪農専門農協が加入し、全加入。 |
平成18年 | 多摩地域の酪農家発、産地指定牛乳「東京牛乳」発売。 全組合員の8割が生乳を提供。 |
東京牛乳の発売で牧場見学の申し込みが増え、消費者にとって東京の酪農を知る良いチャンスになったと思います。
また生産者にとっては、これまで生乳を工場に納めたらその先は見えなかったのが目に見える形で商品化され、
「自分が作った牛乳です、美味しいので飲んでください!」と、胸を張って言えるようになりました。
【東京牛乳について一言】
地元食材として、一度飲んでもらえればその良さがわかると思いますので、
お子様やご家族など、より多くの方々に飲んでほしいです。
〒190-1221 東京都西多摩郡瑞穂町箱根ヶ崎99
TEL:042-557-0054 FAX:042-557-0036
※地産地消=地域の消費者ニーズに即応した農業生産と、生産された農産物を地域で消費しようとする活動を通じて、農業者と消費者を結びつける取り組み。
東京牛乳は東京都酪農業協同組合と多摩地区の酪農家及び協同乳業で共同開発した産地指定牛乳です。
製造工場 協同乳業㈱東京工場(東京都西多摩郡日の出町平井20-1)
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